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2021年6月13日
今日は久しぶりにコラムを投稿しようと思う。本当はもっと頻繁に投稿したいと思っているのだが、、、ダイエットと同じくなかなか難しい。昨日は若大根原の18歳の誕生日だった。闘う場をボクシングのリングから、土俵に移した変わり種である。一番大変なのは減量しなければいけないボクシングから、増量しなければいけない相撲に変わったことだ。それでも人一倍の努力で一年で10キロ増量している。たくさん食べて増量できるなんて、なんとも羨ましい限りだ。私を含め全国の40代の中年オヤジは、ボクサーでもないのにダイエットというものをしなければならない。そんなこと御構い無しでいくら食べてもいい現役の力士は羨ましい、、、。
西岩
2021年5月26日
無観客で始まった五月場所も、最後は優勝決定戦になるなど盛り上がりをみせ、無事に千秋楽が終わった。新型コロナウイルス感染対策の為、相撲協会が一丸となり全力士が約一ヶ月の外出禁止を守り(約二名以外)、一人も感染者を出すことなく無事に五月場所を終えたことに協会員の一人として安堵している。西岩部屋は透輝の里と八女の里が5勝をあげ、若金子と若大根原も勝ち越しをしてくれた。今週は場所後の休暇なのでゆっくり休んでもらいたい。といっても東京は緊急事態宣言発令中のため行動が制限されている。まだまだ大変な生活が続くがこの困難をみんなで乗り越えていくしかない。さあ、アミニシキヘビでも捕まえにいこうかな。ん?屋根裏にいた?さすが安美錦ヘビ、業師だな。技能賞だ。
西岩
2021年5月12日
五月場所も四日目が終わった。西岩部屋はまずまずのスタートを切っている。三段目返り咲きを狙う八女の里と、新三段目の透輝の里が二連勝スタートである。私のコラムで透輝の里という新しいしこ名について触れていなかったので、今日は透輝の里のしこ名に触れたいと思う。本名は松永輝透(まつながきずく)である。透き通った心を持って輝いて欲しいという願いを込められて親御さんが命名したそうだ。その素晴らしい名前をしこ名に使わせてもらった。輝と透の字を逆にし、「透輝の里(ときのさと)」というしこ名にした。力士として透き通った心を持ち輝いてもらいたいと思う。ちなみに私は透き通った心ではなく、刃の心である。忍。
西岩
2021年5月6日
いよいよ五月場所まであと3日となった。先日ツイキャスの生配信「親方がっぷり寄席」に出演させてもらった。現役時代に何度も戦ってきた元魁皇の浅香山親方、元旭天鵬の友綱親方と昔話や親方としての話など有意義な時間を過ごすことができた。配信の中でも触れたが、初めて魁皇関と闘ったときは力の強さにびっくりした。私も力は弱い方ではなかったが魁皇関にだけはかなわないと思った。人間の次元を超えていたような感じがする。それにしても三人でツイキャスという今流行りのオシャレなものによく出演したものだ。力士や親方も太い指でパソコンを使いこなす時代になってしまったんだなと思った。もうついていけない。21世紀の猫型ロボット「ドラえもん」に頼むしかない!そうだ!私は、体型はドラえもんだった。
西岩
2021年5月3日
五月場所初日まで一週間を切った。東京は緊急事態宣言発令中でみんなが大変な思いをして生活している。そんな中、西岩部屋の力士たちは目標に向かって順調に稽古を積んでいる。全員が勝ち越しを目指してもらいたい。私事ではあるが、明日は「親方がっぷり寄席」に出演する。浅香山親方、友綱親方とともに出演し、現役時代の思い出話をしたいと思う。寄席といってもこのご時世なので、当然ながらリモート寄席である。私はパソコンに詳しい訳ではないのでうまくいくのか少々心配である。ZOOM(ズーム)という機能を使ってやるらしい。ズームといっても私はズームインしかしらない。そう!ウィッキーさんのワンポイント英会話のズームインである。知ってる人は少ないだろうか、、、昭和の朝番組だ。ということで明日は「親方がっぷり寄席」に出演するのでお時間のある方はツイキャスをよろしく。Have a Nice Day!
2021年4月16日
場所後の休暇も終わり、5月場所へ向けての稽古が始まって10日ほどが経った。みんな順調に稽古をしている。休暇中に帰省した力士もいるが、その中で、今日は若田中の話題を少しばかり。若田中は三月場所が終わり兵庫県に帰省する際、新幹線ではなく寝台列車のサンライズ瀬戸のA寝台で帰省した。電車に詳しい方はご存知だろうが、サンライズのA寝台は個室になっており、シングルデラックスである。ベッド、デスク、洗面台がついていてホテルの一室のような豪華さだ。列車内にあるシャワールームも使うことができ、まさにゴージャスな列車である。そして、このチケットは1ヶ月前の午前10時に全国で一斉に発売となり、わずか1秒で売り切れてしまうらしい。そもそも6枚しかないチケットである。わずか6枚のチケットを全国の鉄道ファンで競い合うのである。まさに幻のチケットである。電車好きの若田中がこのA寝台に乗り、入門以来初めての帰省をした。ちなみに、巡業で移動する際は三役力士しか乗れない席である。私も乗ってみたい。次の機会には若田中に付いて行って、乗せてもらうことにしよう。
西岩
2021年4月1日
西岩部屋にとって三月場所は、若松永の三段目昇進を確実にした五勝と、若藤岡の一年ぶりの勝ち越しで幕を閉じた場所であった。力士たちは休暇に入りそれぞれの時間を過ごしている。本日、日本相撲協会の理事会の承認を経て行司の木村一馬、呼出しの弘行と正男、床山の床明、年寄荒磯の西岩部屋への転籍が承認された。新しい仲間たちと一緒に頑張っていきたいと思う。西岩部屋に来ることになった荒磯親方も力になってくれることと思う。今日はエイプリルフールらしい。そうです。荒磯親方の転籍はエイプリルフールの嘘ということでお許し下さい。他の四名の転籍は冗談ではなく本当の話である。四人の新しい仲間と頑張っていきたいと思う。
西岩
2021年3月26日
三月場所も13日目が終わった。残りあと二日になった。今日は西岩部屋に嬉しいニュースが飛び込んできた。若松永が5勝目をあげ、来場所の三段目昇進をほぼ確実にした。まだ若干18歳の力士である。相撲未経験で入門し、わずか三年での三段目昇進は早い出世ではなかろうか。特にここ数場所は朝稽古に加え、毎日の夜のトレーニングで体を鍛えてきた。太ももの太さと、スクワットを200キロあげる姿は18歳とは思えないほどである。努力が実っての5勝である。そして、三段目昇進を機に四股名も考えたいと思う。若○○、○○の里、それとも地元の名前がいいか、、、さあ、何にしようか。私も新しい四股名を考えるのは楽しみだ。今日は新しい四股名を考えながら布団に入ることにする。品のないキラキラネームはつけないのでご心配なく!
西岩
2021年3月21日
三月場所も中日を迎えた。西岩部屋の七人の力士も全力で戦っている。その中でも勝負に対する執念を出し、細い体で必死に戦っているのが若大根原である。先日は私の審判の前で長い相撲を取り、物言い取り直しの末、勝利した。今日も敗れはしたが攻防のある相撲で顔に擦り傷を作って帰ってきた。顔の擦り傷は力士の勲章である。私も現役の頃は顔から土俵に落ちろと師匠から言われ、顔に擦り傷ができたら褒められたものである。「お前の顔は一円玉だから気にしないで顔から土俵に落ちろ」と、師匠によく言われた。意味がわからず考えていると「それ以上くずれないということだ」とお褒めの?言葉をいただいたものである。元々くずれていてこれ以上はくずれないから心配するなという意味らしい。若大根原も顔の擦り傷など気にしないで頑張ってもらいたい。私と違い、若大根原の顔は500円玉である、、、。
西岩
2021年3月17日
東京開催の春場所も四日目が終わった。西岩部屋の成績は、若田中が二連勝と好スタートを切っている。その他の力士もまずまず健闘している。全員が勝ち越しするように頑張ってもらいたい。全国の至る所で桜が開花している。同時に黄砂が日本に飛んできているとのニュースを見た。ゴビ砂漠から風に乗って飛んでくるのだから自然の威力に驚かされる。ゴビ砂漠は日本の総面積よりはるかに大きいのだから想像もつかない。隅田公園の砂場なんて問題にならない。隅田公園といっても地元ネタで誰もわからないか、、、申し訳ない。ちなみに私は、黄砂といえば「黄砂に吹かれて〜きこえる歌は〜」が頭に浮かぶ。もっとわからないか。30年も前の歌である。亀井静香さんではなく工藤静香さんの名曲である。
西岩