- 2021/01/12
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いよいよ初場所が始まった。新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令されている中での本場所である。開催に対し賛否両論あるが、私は開催して良かったと思っている。初日に幕内の審判を努めながら見渡した館内はおそらく上限いっぱいの5000人のお客様が入っていたと思う。その表情はコロナ禍で大変な生活を送っている中で、わずかな楽しい時間を過ごしているように見えた。攻防のある相撲には精一杯の拍手を送り、贔屓の力士が勝ったときには精一杯喜ぶ。辛いコロナ禍をしばし忘れているかのような楽しそうな顔をし観戦していた。お客様の中には、一生に一回の相撲観戦の人もいたと思うし、何年も前からこの日を楽しみにして国技館に足を運んだ人もいることだろう。私は現場の雰囲気を感じ、暗い世の中だからこそ大相撲は必要だと改めて実感した。私は大学ラグビーや高校ラグビー、そして高校サッカーや箱根駅伝など正月のスポーツをみてたくさんの感動と勇気をもらった。大相撲も、暗い世の中に感動と勇気を与える存在であってもらいたい。あ、文字制限で西岩部屋の相撲のことが書けなくなった。若松永、若藤岡、二連勝である。
西岩 - 2021/01/06
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。私のコラムも年末年始は休みを頂戴した。その間、ハワイで休暇を過ごしてきた。という冗談も通用しない世の中になってしまった。東京都の一日の感染者数の1,000人越えが、これから何日続くのか心配になる。明日は何人になるのか既に心配だ。大相撲初場所は今のところ通常開催ということなので、感染者を出すことなく無事に千秋楽を迎えたい。新年早々、暗い話題になり申し訳ない。今年も、私のつまらぬコラムをどうぞよろしくお願いします。
西岩 - 2020/12/31
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今年一年、私の拙文にお付き合い頂き感謝申し上げます。2020年は新型コロナウイルスで大変な一年だった。その中で力士たちはよく頑張ったと思う。今年は若藤岡の悲願の勝ち越しに始まり、若箭原の悲願の勝ち越しに終わった一年だった。八女の里も若松永も最高位を更新し、若金子、若田中、若大根原も勝ち越しをするなどみんなが成長してくれた。成長していないのは私のコラムだけだろうか。いつもくだらないオチを考えながらコラムを書かせてもらった。来年も引き続き私のコラムを読んでいただけたら嬉しい。さあ、そろそろ、紅白歌合戦が終わり、行く年来る年「ゴ〜ン」というお決まりの光景を見て新年を迎えることになりそうだ。一年間ありがとうございました。センキュー!
西岩 - 2020/12/27
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12月は何かと忙しく、ご無沙汰してしまった。世の中は新型コロナウイルスで寂しい年末になっているが、西岩部屋では24日にささやかなクリスマス会をした。鳥を丸焼きにしたローストチキンやピザなとを食べ、クリスマス気分を味わった。「俺はまだまだチキンライスでいいや」という訳にはいかないので、家内と計画しプレゼントなどを準備をした。サンタクロースも今年は外出自粛だと思うが、プレゼント無しという訳にはいかないので、ささやかなプレゼントを力士に渡した。クリスマスが終わり、大部屋に飾っていたクリスマスツリーを片付けると寂しさが増してくる。そして、いよいよ新年の幕開けだ。しかし一年が過ぎ去るのは早い。最近は特に早く感じる。カールルイスよりも早い。
西岩